リニューアル対応耐震補強新技術
３Q-Wall工法
３Qは、Quiet, Quick and High-Quality を意味しています。



３Ｑ−Ｗａｌｌとは、小型のブロックを組積して構築する耐震補強壁を、既設躯体と強固に接着させる耐震補強工法です。
３Q-Wallには、プレキャストブロックによる新設壁、増厚壁とそで壁、FRPブロックによる新設壁、およびプレキャストブロックと FRPブロックを併用する新設壁があります。
必要な耐力や意匠性により最適な形状を提案いたします。 ３Q-Wallは、２００２年７月に（財）日本建築総合試験所の建築技術証明を取得しています（２００４年、２００５年に改訂。性能証明０２−０６号　改３）。


３Q−Ｗａｌｌの特徴

　１．低騒音・低振動施工

　　施工時に音や振動をほとんど出さないため、建物を使用したまま補強が可能です。

　２．省スペース施工

　　補強のための機器・家財の移動や養生を最小限に抑えた省スペース施工が可能です。

　３．工期短縮

　　従来の鉄筋コンクリート耐震壁に比べ、工期を短縮し、かつ安全性を向上します。

　４．高品質・高信頼性

　　高強度材料を使用するので品質に優れ、信頼性が高い補強を達成します。

　５．地球に優しい工法

　　ベニヤ型枠を使用しないので、森林保護や廃棄物削減に貢献します。

■ プレキャストブロック耐震壁・袖壁

　小型で高強度のプレキャストブロックを組積し、ブロック内部にグラウトを充填して構築する耐震壁です。
　振動の原因となっていた、あと施工アンカーの打設、型枠の組立や解体などの作業を、ガイドスチールの 接着や、プレキャスト化施工によって一挙に解決しました。
　新しく補強壁を構築する新設壁、既設のRC壁を増し厚する増厚壁、柱に設ける袖壁があります。

●構成概念図


●プレキャストブロック

＜左：新設壁用ブロック・右：増厚壁用ブロック＞
■ ＦＲＰ（繊維強化プラスチック）ブロック耐震壁

　格子状のリブ材と枠材で構成されるＦＲＰブロックを接着しながら積み上げて構築する耐震壁です。
　通風、採光が可能で意匠性にも優れており、従来の耐震壁のイメージを一新した新しいタイプの耐震壁です。

●構成概念図


●ＦＲＰブロック


■ Ｈｙｂｒｉｄ耐震壁

　プレキャストブロック耐震壁の高い剛性・耐力と、ＦＲＰブロック耐震壁の通風性・採光性を生かした複合補強壁が Ｈｙｂｒｉｄ耐震壁です。
　プレキャストブロック耐震壁よりも大きな採光面積を確保できます。

●構成概念図







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