質問 白蟻食害後の補修について。
こんにちは。20年白蟻工事をしている者です。白蟻食害後の木材の補修で、どうしても入れ替え
できない梁など、何かいい方法ないかと思案していたところ、御社様のホームぺ−ジを見まし
た。エポキシ樹脂注入について、くわしく知りたいです。どういう種類のエポキシがいいのか、
その他、教えていただきたく、メールしました。宜しくお願いします。
回答
ご質問にお答えします。
白蟻食害の木材で、どうしても入れ替えできない梁や柱など、エポキシ樹脂で補修することがで
きます。
食害により梁の曲げ剛性が低下している場合は補強が必要です。
木の肌を生かしたい場合は、梁の背の部分(下から見上げた時見えない位置)に凹状に切り込み
を入れ、鉄筋を挿入し、液状エポキシ樹脂で固める方法があります。
梁の外観が無視出来るのであれば食害部分を撤去し、スチールプレートを梁にボルトで固定して
液状エポキシ樹脂を注入して補強することができます。また、食害個所をパテ状エポキシ樹脂で
補修してから、炭素繊維を梁に貼付し、補強する方法もあります。いずれも専門知識を必要とし
ますので、現場写真・状況等を提供頂き、補強設計が必要となります。