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〒601-8468 京都市南区唐橋西平垣町38番地1
構造又は用途 | 細目 | 耐用年数 |
鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄筋コンクリート造のもの | 住宅用、寄宿舎用、宿泊所用、学校用又は体育館用のもの | 47 |
木造又は合成樹脂造のもの | 同上 | 22 |
木骨モルタル造のもの | 同上 | 20 |
建物の調査では、現状の劣化や損傷の程度を把握することが大切ですが、調査の結果から評価・診断を行い適切な補修計画を立案する事が重要です。
補修・改修工事で安全性・耐久性を確保する為には、
●調査結果に基づく診断が正しく行われなければ、その後の計画も施工も不適切なものとなります。
●補修・改修工事は新築工事の単なる応用ではなく、蓄積された経験がものを言う、新築工事とは異なった建築工事です
●これからの住宅や建造物の安全は、維持保全により建物と基礎の劣化を防ぐだけでなく、地震に耐える強度を確保し維持することが大切です。
調査・診断の目的には
①予防保全・・・災害や故障を未然に防止するため
②保全計画・・・長期的な維持保全計画立案のため
③補修計画・・・発生した災害や事故の補修のため
④改修計画・・・機能性能の向上のため
が有ります。
必要な対策を立案するために、必要な対策を診断内容とする必要が有ります。
調査・診断の種類には目的に対する分類として、
部材や機能面で
①躯体(構造)診断
②内外装(仕上材)診断
③設備診断
④機能診断
使用上や環境面で
①劣化診断・・・躯体・仕上材・機器類王の劣化状況の診断
②安全性診断・・外壁の剥落防止、防災システムや機器類の機能・性能の診断
③耐震診断・・・構造物・仕上材・機器類・配管類の耐震性の診断
④環境診断・・・振動・騒音・悪臭・温度・湿度等の環境面での快適性診断
⑤省エネ診断・・省エネルギーや省力化等経済要素の診断
⑥システム・機能診断・・用途変更や機能向上
等に区分されます。