謹賀新年

年 

 お正月と言えばおせち料理ですが、料理研究家の土井善晴さんの著「一汁一菜でよいという提案」を読み、本来の日常(ケ)に食べる和食は「ご飯、味噌汁、漬物」で、これは「人間のために作る料理システム」であり、「思想」であり、「美学」であり、日本人としての「生き方」だというのです。素材が自然で、人工的なものでないので毎日食べ続けても食べ飽きず、元気で健康でいられる伝統的な和食の型だそうです。料理も短時間で済みます。(ハレ)は特別な日「神様のために作る料理」で時間を惜しまず、手間を惜しまず、彩を良く美しく作ります。神様にお供えした後でいただき、家族も一緒に食べて楽しむ日です。だから「時短おせち」などは絶対にない、と言い切ります。

 食事が西洋化して多くの病気が蔓延する中、和食を見直し、健康で文化的な暮らしを取り戻す時期なのかもしれません。

 創業以来今年の六月で満二八年、耐震補強工事・擁壁補強工事など人の命を守る構造物づくりと「古民家再生事業」などで住まいの安全・安心・快適性を追及し続け、地域とともに歩む中小企業を目指します。今日があるのは、皆様のお力添えの賜と感謝致しております。本年もご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

二〇二五年 元旦

新年は一月六日(月)から営業いたします

石山テクノ建設株式会社  代表取締役 石 山 孝 史

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