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「迫り来る震度7」その1 

震度7は、現在の10段階の気象庁震度階級での最大震度です。


気象庁震度階級の解説PDFより引用

震度7の地震で、耐震性の低い建物では倒壊が発生する危険性があります。

 「震度7 何が生死を分けたか」

住宅の倒壊を防ぐことがとても重要です。

過去には、1891年(明治24年)にM8の内陸直下型地震の濃尾地震(岐阜県)が発生し、非常に広範囲な地域で震度7の揺れが生じました。

平成19年版内閣府防災白書に予防対策用震度分布の図が有ります。

近畿圏でのM7.0以上の活断層、M6.9の直下の地震、東南海・南海地震及び東海地震の震度分布を重ね合わせ各地点の最大震度をとったもの。

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震度6強・7の予測エリアが都市圏の住宅密集地に広範囲にわたっています。

大阪市では、ほぼ全域が震度6強以上の地震が発生する可能性があるエリアです。

地震が活性化している近年では、より震災対策をきめ細かく進めて防災減災を進めて行く必要があります。

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日本全国に数多くの活断層が有ります。これらの活断層での直下型地震が発生すると震度6強~7の地震になる危険性があります。

活断層
平成26年版内閣府防災白書より引用

主要活断層帯に関して、
地震調査研究推進本部事務局
(文部科学省研究開発局地震・防災研究課)

「今までに公表した活断層及び海溝型地震の長期評価結果一覧」
平成28年1月13日現在

が公開されています。

都市圏での大地震は常に大きな災害に至ります。震度7を理解し震度7に備えることが身近な減災につながっていきます。

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「迫り来る震度7」その1

「迫り来る震度7」その2 活断層

「迫り来る震度7」その3 建築基準法と大地震

「迫り来る震度7」その4 新耐震基準でも倒壊

「迫り来る震度7」その5 制振ダンパー

「迫り来る震度7」その6 減災への道標〔自助・共助〕

「迫り来る震度7」その7 長周期パルス

「迫り来る震度7」その8 耐震補強にSRF工法

「震度7 何が生死を分けたか」

「震度7 何が生死を分けたか」 その2